中国の家電大手、海爾集団(ハイアール)の販売会社ハイアールジャパンセールス(大阪市)は21日、発煙の恐れがあるとして既にリコールした18機種の洗濯機について、再度、無償点検と部品交換を進めると発表した。
対象の洗濯機は、2002年から06年まで販売した中国製の約33万台。同社は10年11月、計6件の発煙事故を受けてリコールを発表したが、その後の改修率は6%弱にとどまり、同様の事故がさらに8件発生していた。
事故はいずれもモーターを回す装置がショートしたもので、けが人は出ていないが、同社はさらなる事故拡大防止のため再リコールに踏み切った。(2012/09/21-18:06)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201209/2012092100687&rel=&g=