消防法改正で昨年6月から設置が義務づけられた住宅用火災警報器の今年6月時点の県内の設置率は80・8%で、全国平均の77・5%を上回ったことが消防庁の調査で分かった。昨年6月時点の設置率は60・1%で、同時点での全国平均71・1%を大きく下回っていた。
県内で設置率が最も高かったのは、阿賀町消防本部管内の93・1%。次いで小千谷市消防本部93%▽十日町地域消防本部(十日町市、津南町)90・8%だった。最も低かったのは阿賀野市消防本部の61・3%。
県全体の設置率は全国平均を上回ったものの、県内19消防本部のうち8消防本部では依然として全国平均を下回っている。県では、チラシ配布など広報活動を引き続き行い、設置を呼びかける。