柏崎刈羽原発の再稼働の是非を巡り、住民投票実施を目指す市民団体「みんなで決める会」が13日、長岡市大手通のアオーレ長岡で長岡支部設立集会を開き、大阪市などで住民投票実施を求め活動しているジャーナリストの今井一さん(57)が講演した。
住民ら約20人を前に今井さんは「住民投票は主権者の意思をしっかりと示す手段。柏崎刈羽原発再稼働に対する国民の関心も高い。頑張ってほしい」とエールを送った。参加した長岡市表町の主婦、田中暁美さん(54)は「原発に反対するだけではなく、国民主権を守るという点に共感できた」と話した。
同会は今後も県内各地で同様の集会を開き、7月1日の署名収集開始に向け準備を進める。【塚本恒】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120514-00000096-mailo-l15