県警交通企画課は4日、昨年1年間に県内で起きた交通死亡事故状況について発表した。事故の発生件数は前年より大幅に減ったにもかかわらず、死者数は前年比7人増の133人で、2年連続の増加となった。
同課によると、交通事故の発生件数は8984件と前年より1027件減った。負傷者数も1万975人で前年比1269人減。
その一方で、死者数が増加したのは、高齢者の事故が増加したため。高齢者の死者数は前年比10人増の79人で、全体の約6割を占めた。重大事故が起きやすい高速道路で事故が多発したことも、死者数増の要因とみられるという。
また同課は、年末年始(昨年12月29日~今月3日)の交通事故状況についても発表。発生件数は83件で、死者数は2人だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120105-00000027-mailo-l15