東日本大震災で小千谷市に避難している被災者19世帯44人に防寒着や暖房器具、長靴などの防寒商品を買ってもらうため、市は30日、計104万円を支給したことを明らかにした。雪の少ない福島県の南相馬市や浪江町の人が豪雪地帯で冬を越すことを踏まえ、市民義援金から賄った。
支援金は1世帯当たり2万円のほか、避難者1人に1万5千円ずつを配分。ファンヒーターや厚手のジャンパー、防寒用長靴などの市内の小売店の相場を参考にして、市危機管理室が決めた。
市民義援金からは、岩手県久慈市、福島県南相馬市、茨城県日立市、同ひたちなか市、千葉県浦安市に200万円ずつ、長野県北部地震で被災した十日町市、津南町、長野県栄村に100万円ずつを贈ることにし、配分をほぼ終える。義援金は3月14日から9月13日までの半年で約6336万円に上った。
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001112010003