南魚沼市は31日、市内の全小中学校23校と保育園14施設で実施した空間放射線量について、小中学校と保育園の計10施設15地点で、市が独自に設定した暫定基準値(毎時0・3マイクロシーベルト)を上回ったことを発表した。最も高い地点で1・28マイクロシーベルト。市は基準値を超えた地点で順次汚泥を除去し、市の施設で保管する。
調査は十日町市の保育園の汚泥などから放射性セシウムが検出されたことから県の要請を受け、24日~30日に各地点で地表から10センチの高さで測定した。
その結果、小学校7校、中学1校、保育園1施設で基準値を超えた。塩沢地区では、第二上田小学校の枯れ草堆積(たいせき)場など2カ所から最大1・28マイクロシーベルト▽第一上田小の側溝など3カ所から同1・07マイクロシーベルト▽塩沢小の側溝2カ所で同0・42マイクロシーベルト▽石打小の枯れ草堆積場で0・80マイクロシーベルト▽塩沢中の側溝で0・43マイクロシーベルト▽中保育園の側溝で0・38マイクロシーベルト。
大和地区では、浦佐小の側溝で0・78マイクロシーベルト▽三用小の側溝で0・35マイクロシーベルト。六日町地区では北辰小の側溝で0・65マイクロシーベルト▽六日町中の体育館脇など2カ所で最大0・61マイクロシーベルト--が検出された。【神田順二】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110901-00000094-mailo-l15
長岡市内の学校及び保育園の空間放射線量を測定しました。
http://jmjp.jp/ht/21440