福島第一原子力発電所の事故による警戒区域などを除いた福島県内の公立の小中学校で20日、1学期の終業式が行われた。
全校児童479人の郡山市立行健第二小学校の終業式では、酒井真知子校長が、原発事故による放射線への心配から屋外活動などが制限された1学期を振り返り、「校庭で遊べない、プールで泳げないということもありましたが、一生懸命、勉強などをし、楽しく学校生活を送ってくれてうれしく思います」などと話した。
福島県内では、放射線への心配から、夏休みを機に転校する児童も多く、郡山市立行健第二小学校では約20人が転校する。
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