04年10月の新潟県中越地震で被害を受けた新潟県長岡市にある「山古志闘牛会」は、東日本大震災のため同市内に身を寄せている福島県南相馬市の避難者に闘牛1頭を贈る。4日、贈呈式を開く。
闘牛は12歳のオスで、体重約900キロ。福島県東部の通称にちなみ「浜街道」と名づけた。避難者の代表5人は1日、闘牛会の松井治二(はるじ)会長(70)の招きで、顔合わせした。
過去の戦いで角は折れているが、闘争心は旺盛で「復興を目指す被災者にぴったり」と選んだ。初戦は6月19日。闘牛会のメンバーは、戦う姿が避難者を勇気づけることを願っている。【宮地佳那子】
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