東日本巨大地震で被災した子どもたちのために、特定地域を対象にしたインターネットの会員制交流サイト「地域ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)」を活用した支援の輪が全国に広がっている。
盛岡市の「モリオネット」の呼びかけに、全国の地域SNSが呼応。家財道具を失った子どもらに届ける学用品を募っている。
モリオネットは地震発生後、避難所や安否確認などの緊急情報を掲載する掲示板を開設。これを見た各地の地域SNSなどから支援の申し出が相次ぎ、17日、「学び応援プロジェクト」として、ノートや鉛筆などを被災地の子どもらに送る活動を始めた。
協力するのは、「おのみっち」(広島県尾道市)や「ひょこむ」(兵庫県姫路市)など、約20の地域SNS。尾道市では、段ボール箱20個分、姫路市でも15個分の学用品が寄せられた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110327-00000310-yom-soci