大麻グミで立ち入り検査 新潟県と県警、販売自粛求める
大麻に似た成分を含むグミを食べた人の健康被害が相次いでいる問題で、新潟県と新潟県警は24日までに、同じ成分を含んだ可能性のある商品を販売した県内の複数の店舗を立ち入り検査した。医薬品医療機器法に基づく措置。県はこうした商品の販売自粛を求めた。県への取材で分かった。
この問題では、東京都内のグミ販売店舗で見つかった製品から、合成化合物HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)が検出された。
県によると、厚生労働省がHHCHを指定薬物に追加した22日に立ち入り検査を行った。HHCHは12月2日から、所持や使用、流通が禁止される。