ツイッター、ヘイトスピーチ投稿に注意ラベル…「問題投稿の拡散を防ぐ試み」
【ニューヨーク=小林泰裕】米ツイッターの運営会社は17日、ヘイトスピーチ(憎悪表現)を含む投稿に対し、利用者に注意を促すラベルの表示を近く始めると発表した。ヘイトスピーチを含むとみなした投稿には「このツイートはツイッターの規則に違反している」とのラベルをつける。
ツイッターは、「言論の自由」を掲げるテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)による買収後、憎悪表現などの問題投稿が増えたと指摘されてきた。運営会社は「言論の自由を維持しつつ、問題投稿の拡散を防ぐ試みだ」としている。今後数か月以内に、ヘイトスピーチ以外の問題投稿にもラベルの対象を広げるという。