▽▲フグによる食中毒が発生しました▲▽
6月28日に、長岡保健所管内でフグによる食中毒が発生しました。
患者が自分で釣ったフグ(種類不明)を自家調理して食べた後、口や手足のしびれ等を起こしたというものでした。
フグ食中毒に関する注意点は次のとおりです。
・フグは、肝臓や卵巣などに「テトロドトキシン」という毒を含んでいます。
フグの種類によっては、皮や筋肉にも毒があります。これらの有毒部位を喫食すると、数分から数時間以内に発症し、しびれ、運動麻痺などが起こり、重症の場合は呼吸麻痺により死亡します。
・「テトロドトキシン」は、熱に強いため、通常の加熱調理では無毒化できません。
・フグについて専門知識のない人は、フグを調理するのはやめましょう。
新潟県では、この事例について報道発表とホームページ掲載により注意喚起を行っています。