スズキが115万台リコール ワゴンRなどパンクの恐れ
スズキは18日、車の振動を抑えるフロントサスペンションなどに不具合があったとして、ワゴンRなど軽自動車計11車種115万4617台(2012年8月〜16年2月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
ほかの対象は、アルト、アルトラパン、MRワゴン、スペーシア、ハスラーと、日産にOEM供給しているモコ、マツダに供給しているキャロルとフレア、フレアワゴン、フレアクロスオーバー。
国交省によると、塗膜がはがれて腐食したばねが折れ、タイヤと接触してパンクする可能性があるという。また、エンジンのボルトが壊れやすくなっており、エンストするおそれがあるという。これまでに計804件の不具合情報が寄せられているという。
問い合わせはスズキのお客様相談室(0120・402・253)。(贄川俊)