「障がい福祉フォーラム2017」が11日、愛川町福祉センター(同町角田)で行われ、延べ約180人が参加した。
この催しは、障害を理由とする差別の解消を目指した法律が昨年4月に施行されたことを受け、町民への理解を深めるのが目的。町内のNPO法人「地域生活支援の会・あい」が初めて主催した。
フォーラム第1部では、障害の有無にかかわらず児童が同じ教室で学び、不登校ゼロの取り組みを進める大阪市立小学校を描いた映画「みんなの学校」を上映した。
第2部では、寒川町で障害福祉サービスやグループホーム事業を行うNPO法人「UCHI」の牧野賢一所長が「障がい者差別解消法について」をテーマに講演。牧野所長も参加したシンポジウムでは、差別解消について「国や行政で障害者施策を進めるときは障害当事者の声を聞いてほしい」「地域の皆さんとの触れ合い、理解、サポートが大切」などの意見が交わされた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-00016411-kana-l14