「にいがたアニメ・マンガフェスティバル2011」が27日、新潟市中央区の古町地区などで開かれた。水島新司さんなど有名漫画家を輩出している地域性を生かし、新潟を「マンガの聖地」としてPRしようと、同市などによる実行委員会が今年から始めた。
これまで別々だった「にいがたマンガ大賞」など市内の関連3イベントが同時に開かれるのが見どころ。中心市街地の活性化にもつなげようと、古町商店街ではアニメのステージショーや漫画の原画展示が行われた。
明治期に建設された国の重要文化財「県政記念館」は、アニメや漫画のキャラクターに成りきる「コスプレイヤー」のために開放された。青や黄色のカツラに華やかな衣装を身に着けた若者たちが、明治洋風建築の調度品などを生かし、思い思いのポーズで写真撮影を楽しんだ。
市民芸術文化会館では、第13回にいがたマンガ大賞の授賞式が行われ、全国から応募があった336作品の中から「NON STOP!」を描いた同市東区の柾木花耶さん(17)に大賞が送られた。【黒田阿紗子】
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