「イスラム国」が期限とする「72時間」が23日に迫る中、拘束されているジャーナリストの後藤健二さんの実母、石堂順子さんが東京の外国特派員協会で会見を行った。
会見に先立ち、石堂さんから声明が出された。
「日本国民・日本政府の皆さん、諸外国の皆さんに健二が大変ご迷惑をおかけしていることに心よりお詫びします。私はこの3日間、ただただ悲しくて、泣いていました。表現できません。健二は幼い頃から心のやさしい子でした。健二はいつも『戦地の子どもたちの命を救いたい』と言っていました。中立な立場で戦争報道をしてきました」
そして、「イスラム国」、日本政府に呼びかけている。
「イスラム国の皆さん、健二はイスラム国の敵ではありません。解放してください」
「あと残された時間はわずかです。日本政府の皆さん、健二の命を救ってください」
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/thepage-20150123-01233/1.htm