2020年に東京で開催されるオリンピックとパラリンピックの選手村で特産の洋食器や調理器具の使用を働きかけるため燕市や地元の商工会議所などが新たなプロジェクトを設立することになりました。
燕市では明治時代から金属加工業がさかんで、製造される洋食器はノーベル賞の晩餐会で使用されるなど高く評価されています。燕市や地元の商工会議所、それに洋食器の製造業者などでつくる日本金属洋食器工業組合などは7年後の2020年に東京で開かれるオリンピックとパラリンピックをきっかけに燕市の金属加工技術を広く発信しようと、新たなプロジェクトを設立することになりました。プロジェクトでは、選手などが宿泊する選手村で燕市でつくられた洋食器や調理器具などを使用するよう今後設立される大会の組織委員会などに働きかけていくことにしています。燕市商工振興課は、「オリンピックとパラリンピックいう一大イベントを通して世界に誇る燕市の金属加工技術を発信していきたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035771851.html