埼玉県は14日、同県加須市の路上で、ムクドリやスズメなど鳥142羽が死んでいるのが見つかったと発表した。
県が10検体を簡易検査した結果、鳥インフルエンザはすべて陰性だった。農薬などの化学物質も検出されず、死因は不明としている。
県みどり自然課によると、鳥はムクドリ46羽とスズメ29羽のほか、車にひかれるなどして種類が判別できなくなった鳥67羽も含まれていた。
13日午前に同市花崎北2丁目でムクドリが死んでいると住民から通報があり、県職員らが調べたところ、1丁目から3丁目にかけての半径約250メートルの範囲で142羽が発見された。
同課によると、県内で鳥が一度に100羽以上死んでいるのが見つかるのは過去に例が無いという。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130714/bdy13071419080001-n1.htm