新潟県胎内市の公園で首をつって自殺しているのが見つかった新潟県警の矢作義信胎内署長(53)が、業務上の不祥事で4月から県警監察官室に事情を聴かれていたことが21日、県警幹部への取材で分かった。遺書にも一部不祥事に関する内容が書かれていた。県警は、自殺の原因になった可能性もあるとみて、遺書の内容や関係者からの証言を基に、動機の解明を急ぐ。
新潟県警は、三条署刑事課長の警部が、容疑者の供述をでっち上げて事件の摘発数を水増しした疑いが浮上したばかり。矢作署長が調査を受けていたのは、これとは別の不祥事とみられる。
遺書は、妻、胎内署幹部、署員向けの計3通。署幹部と署員に宛てた遺書は、妻へのものとは別に、同じ茶封筒に入っていた。県警によると矢作署長の最近の勤務状況に変わった様子はなかったという。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120821/ngt12082112360004-n1.htm