SKYMAXです。
息子と雑誌『子供の科学』の特別付録『金環日食用ピンホールカメラ』を作りました。
厚紙を切り抜いての、手軽な紙工作です。
ピンホールカメラは初期のカメラの原理にも通じるシンプルな構造です。
ピンホールとは、レンズも何もないただの『穴』です。
厚紙にピンを刺して開けただけの直径一ミリ程度の『穴』です。
その『穴』を通った光がスクリーンに結像します。
小中学生の頃に虫眼鏡で、像を結ばせる実験をされたと思いますが、実は虫眼鏡のレンズの代わりに、ピンホールでも像を結ばせることが出来るのです。
ただし、虫眼鏡で結ばせる像に比べて、ピンホールで結ばせる像は暗く、明るい部屋などは見えにくい欠点がありました。
ところが、今回は太陽の像を結ばせるわけですから、ピンホールの欠点が逆に幸いして安全に太陽を観察する事が出来るのです。
高価なレンズも入手が難しい減光フィルターも要りません。
材料は厚紙だけで十分です。
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参考画像
いくつかの書籍に掲載されていますから、興味のある方はぜひお試しくださいね。
私と息子が一緒に作った『ピンホールカメラ』ちょっと紙筒が歪んでいますが、ちゃんと太陽を捉えられました。
安全に安価に親子で楽しく紙工作。
これでも欠ける太陽はバッチリです。
皆さんも作ってみませんか?