2007年05月31日
殴られ財布奪われる事件相次ぐ。
5月29日 午後11時過ぎに新潟市で、30日午前9時前に長岡市で、殴る蹴るの暴力の上、財布を奪われる事件が県内で二件相次いだ。
29日午後11時過ぎには、新潟市中央区南万代町1の弁天公園脇の歩道で、二人組の男が同区会社員男性(46)に「金を出せ」と脅して顔を殴り、現金約1600円とクレジットカードの入った財布を奪い逃走した。男性は歯を6本折るなどの重傷。新潟東署は強盗致傷事件として捜査している。
調べでは、二人はいずれも20歳くらい。身長170~175㎝で、一人は茶色の帽子とカーキ色のジャンパーを着用。もう一人は髪をオールバックにしていた。男性は友人と別れてひとりで歩いていたところを襲われた。現場は、JR新潟駅近くの飲食店やホテルなどが立ち並ぶ地域。
30日午前9時前、長岡市地蔵1の堤防で、自転車で通学途中の同市の男子高校生(16)が3人の男に呼び止められて顔を殴る蹴るなどの暴行を受け、財布から現金2000円を奪われた。長岡署で強盗事件として捜査している。
調べでは、3人は高校生の顔を殴り、下半身を蹴りながら財布を奪い、現金を抜き取ると、JR長岡駅方向に歩いて逃げた。3人はいずれも20歳前後とみられ、そのうち2人は金髪で身長180㎝くらい、一人は茶髪でメガネを掛けていた。
20代男性がはしか感染、上越
県福祉保健部に30日までに入った連絡によると、5月中旬に上越保健所管内の医療機関で20代男性が麻疹(ましん)(はしか)と診断された。快方に向かっている。県が15歳以上の麻疹を確認したのは今年4人目。
また、村上保健所管内で10歳未満の女児と10代女性が腸管出血性大腸菌感染症O157、長岡保健所管内で女子乳幼児と30代男性が同O26に感染。村上保健所と上越保健所管内では10歳未満から80代までの男女3人がツツガムシ病と診断された。いずれも容体は安定している。
このほか、三条保健所管内で50代男性が病死後にアメーバ赤痢への感染を確認された。新潟市保健所管内では80代女性がクロイツフェルト・ヤコブ病と診断された。
2007年05月30日
エレベーターに6人閉じ込め
29日午後1時半すぎ、新潟市中央区鐘木、新潟勤労者総合福祉センター「新潟テルサ」のシンドラーエレベータ社製エレベーターで、施設利用者の男女6人が約5分間閉じこめられるトラブルがあった。
施設を所有する同市によると、6人は1階でエレベーターに乗ったが、ドアが閉まった後、動かなくなった。このため緊急呼び出しボタンを押し、駆けつけた職員が手動でドアを開けた。6人にけがはなかった。
同センターにエレベーターが3基あり、すべてシンドラーエレベータ社製。トラブルがあったエレベーターは28日に月1度の定期検査を受け、異常のないことが確認されていた。このエレベーターは昨年6月にも異常停止するトラブルが起きている。
市商工労働課は「原因が判明し、安全な運行ができるまで使用を中止する」としている。
同社製エレベーターをめぐっては同年6月、東京で高校生が挟まれ、死亡する事故が起きた。
2007年05月29日
スモッグ警報など全県対象に
県は28日、光化学スモッグが発生した場合の注意報、警報の発令対象地域を全県に拡大した。これまで発令を想定していなかった魚沼、東蒲、佐渡、岩船の各地域は含まれていなかったが、新たにを対象地域に加えた。
県内では今月9日、長岡、上越など五地域で光化学スモッグ注意報が発令された。中国の経済発展などで今後も発生する恐れがあり、対象地域を見直した。
光化学スモッグは工場集積地域で発生するとみられていたため、魚沼などは発令対象に入れていなかった。しかし、9日には南魚沼市の測定局でもオキシダント濃度が基準値に迫り、想定外だった地域でも警戒が必要と判断した。
2007年05月27日
光化学スモッグ&黄砂のダブルパンチ
【大気汚染生活に“影” 光化学スモッグ+黄砂 鼻炎、のど炎症患者急増】
中国大陸から飛来する汚染物質との関連が指摘されている光化学スモッグの発生と、同じく偏西風に乗って西日本一帯に降り注ぐ黄砂。この大気汚染のダブルパンチが市民生活に大きな影響を及ぼしている。のどの痛みやせき、鼻水など花粉症に似た症状を訴える患者が急増している。
【大気汚染生活に“影” 光化学スモッグ+黄砂 鼻炎、のど炎症患者急増】
北九州市は5月27日午前8時45分、市内全域に光化学スモッグ注意報を発令した。
市立の全132小学校のうち85校で運動会が予定されていたが、同市の指示によりすべて中止となった。
市環境保全課によると、27日午前9時現在で、市内14観測局のうち、大気中の有害物質「光化学オキシダント」が大気汚染防止法の基準濃度(0・12ppm)を上回る地点が7局あった。
2007年05月26日
自宅で91歳祖父を殺害 新潟・上越市、32歳の孫娘逮捕
26日午前1時ごろ、新潟県上越市野尻の無職荒川孝造さん(91)方浴室で、孝造さんが首を絞められて死亡しているのを家族が発見、110番した。上越署員が現場に駆けつけ、家の中にいた孫娘が殺害を認めたため殺人容疑で逮捕した。
逮捕されたのは、無職荒川めぐみ容疑者(32)。調べでは、めぐみ容疑者は25日午後10時ごろ、浴室で孝造さんの首をベルトで絞めて殺害した疑い。
めぐみ容疑者は祖父、両親、妹の5人暮らし。動機は供述しておらず、同署は2人の間にトラブルがなかったかなどを調べている。
孝造さんは介護が必要な状態ではなかったという。
2007年05月25日
2歳女児、三条市の女に刺される。
25日午前10時40分ごろ、横浜市西区の横浜駅東口の地下街通路で、同市中区竹之丸、大橋順子さん(28)と一緒に歩いていた長女奈々ちゃん(2)が後ろから来た女に抱きかかえられて果物ナイフで右の脇腹を刺された。
女児は重傷といい、市内の病院に運ばれ、集中治療室で治療中。悲鳴を聞いて駆けつけた帰宅途中の神奈川県警鉄道警察隊の警察官が、新潟県三条市の女(29)を傷害の現行犯で逮捕した。戸部署で女から事情を聴いている。
調べによると、女は背後から近づいて、奈々ちゃんを抱きかかえ、大橋さんが「何をするんですか」と声をかけたところ、いきなり奈々ちゃんをナイフで刺したという。
2007年05月24日
はしか大流行
関東地方を中心に猛威を振るうはしかの感染者数が、大流行した2001年のピーク時に迫る勢いとなっていることが、国立感染症研究所の調査でわかった。
感染者は、ゴールデンウィーク明けから、宮城県や島根県、九州などで確認されており、関東から全国へと流行する恐れも出てきた。
この規模ではしかの感染者が出るのは、大流行した2001年以来、6年ぶりのことで、累積数でこそ及んでいないものの、一週間の感染数だけ見ればほぼ横並びの状況で、一層の注意が求められる。
2007年05月17日
社会保険庁職員を装った詐欺が発生
[手口]
犯人が「社会保険庁職員」を名乗って、被害者に「特別受給のお金を還付するのでATMで手続きが必要です。」などと電話を掛けて、金融機関やATMが設置されているコンビニ、スーパー等に出向かせ、携帯電話で指示通りにATMを操作させ、受け取り手続きのつもりが振込をさせられるもので、国税局職員や税務署職員を名乗る詐欺と同様の手口です。
[社会保険庁では]
●職員が電話で、年金、税金などの還付金受取のためにATMの操作を求めることはありません。
●個人名義や会社名義の口座を指定して振込を求めることもありません。
[被害に遭わないために]
○直ちに振り込みに応じない。
○通知された番号には連絡しない。
○一人で判断しない。
不審な連絡があった場合は警察にご相談ください。
2007年05月09日
光化学スモッグ注意報
[2007/5/9]
長岡市で9日に光化学スモッグ注意報が発令された。
これは、1972年の観測開始以来初めてのこと。
9市の住民が目やのどの痛みを訴えた。
光化学スモッグは日射量が増え、気温が上がり、風の弱い時期に発生しやすく、夏に向うこれからの季節は要注意だ。
光化学スモッグは、自動車や工場から排出される窒素酸化物などが太陽の紫外線を受けて化学反応し、人体に有害な光化学オキシダントを生成することで発生する。
大気中の光化学オキシダント濃度(1時間値)が0.12ppmを超えると注意報、0.24ppm以上になると警報が発令される。
具体的な症状は、屋外にいると
1.目がチカチカする
2.涙が出る
3.のどが痛い
4.せきが出る
5.手足がしびれる…など。
注意報発令の際の対処法は、「屋外に出ないようにすること。
特に屋外で激しい運動をしている人は呼吸量が多いので、速やかに運動を中止して屋内へ入ること。
喘息の既往症のある人は、影響を受けやすいので注意が必要。
マスクをして外出しても、花粉症とは違って(原因物質が)ガス状なので、遮る機能は期待できない。