2007年05月09日
光化学スモッグ注意報
[2007/5/9]
長岡市で9日に光化学スモッグ注意報が発令された。
これは、1972年の観測開始以来初めてのこと。
9市の住民が目やのどの痛みを訴えた。
光化学スモッグは日射量が増え、気温が上がり、風の弱い時期に発生しやすく、夏に向うこれからの季節は要注意だ。
光化学スモッグは、自動車や工場から排出される窒素酸化物などが太陽の紫外線を受けて化学反応し、人体に有害な光化学オキシダントを生成することで発生する。
大気中の光化学オキシダント濃度(1時間値)が0.12ppmを超えると注意報、0.24ppm以上になると警報が発令される。
具体的な症状は、屋外にいると
1.目がチカチカする
2.涙が出る
3.のどが痛い
4.せきが出る
5.手足がしびれる…など。
注意報発令の際の対処法は、「屋外に出ないようにすること。
特に屋外で激しい運動をしている人は呼吸量が多いので、速やかに運動を中止して屋内へ入ること。
喘息の既往症のある人は、影響を受けやすいので注意が必要。
マスクをして外出しても、花粉症とは違って(原因物質が)ガス状なので、遮る機能は期待できない。
投稿者 jmjp : 2007年05月09日 17:14