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2007年10月 アーカイブ

2007年10月07日

資格取り就職へ 知的障害者向けに講座(和歌山)

資格を取得し、就職につなげてもらおうと県が知的障害者を対象に開くホームヘルパー2級養成講座が10月から紀北、紀南の2会場で始まった。受講生は「支援される側から支える立場になりたい」と意気込んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071004-00000001-agara-l30

 2005年度にスタートした事業。初年度は3級養成だったが、より就職の可能性を広げるため、06年度に2級も開講し、本年度から2級のみとなった。2級を取得すると養護老人ホームや在宅介護の派遣業務などに携わることができる。
 今回、県の委託を受けて講座を開いているのはふたば福祉会(田辺市)と社会福祉法人一麦会(和歌山市)。それぞれ17人、11人が受講している。
 研修期間は3カ月で、講義や施設実習など135時間。レクリエーションやビデオ上映、紀北と紀南の交流会も交えながら、学習を深めていく。
 県障害福祉課は「講座は時間を守ることなど企業ルールを学ぶ機会にもなる。自立支援法施行後、資格取得の需要は増している。受講後は特別養護老人施設と連携した職業能力開発訓練制度もあり、就職をサポートしていきたい」と話す。
 紀南会場は3日、田辺市湊の市民総合センターで開講式があり、市と周辺の町から17人が参加した。同市での2級講座は初めて。授産施設で働く同市上三栖の男性(24)は「資格を取って就職を目指したい。まじめで優しい、お年寄りの話を聞いてあげられるヘルパーになりたい」と意欲を見せた。
 ふたば福祉会で障害者と企業の双方を支援するジョブコーチを務める松下直樹さんは「講習をやり遂げれば自信になる。受講生同士の交流を励みに頑張ってほしい」と話している。

用者が手すき和紙でカレンダー 伏見の授産施設「ぐんぐんハウス」

京都市伏見区の知的障害者通所授産施設「ぐんぐんハウス」は、利用者が手すきした和紙で来年用カレンダーを作った。イラストも利用者の作品から選び、カラーで鮮やかに刷り上がっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071004-00000034-kyt-l26

 ぐんぐんハウスには、手すき和紙の工房があり、利用者が制作に励んでいる。カレンダーは和紙のPRを兼ね、2003年春の施設のオープン以来、毎年作っている。
 来年用のカレンダーはA3判で、2カ月ごとにめくるタイプ。コウゾを100%使用し、自然な風合いが出ている。各ページのイラストは、利用者がクレヨンで感性豊かに描いたり、和紙を重ね合わせて表現した虫や野菜になっている。
 一部2000円。施設内の販売店「漉屋(すきや)ぐんぐん」で販売するほか、Tel:075(602)3390で注文を受け付ける。

障害者雇用サポートセンター:支援、着々 トライアル枠、2社で10人開拓 /埼玉

◇5月末に発足
 5月末にスタートした企業の障害者雇用を支援する「障害者雇用サポートセンター」が成果を出し始めている。これまでに55社へ出向き、2社で10人の「トライアル雇用」枠を開拓(8月末)。小野博宣所長は「県内企業のサポートへの期待感は予想以上」と手応えを感じている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071007-00000028-mailo-l11

同センターは、障害者を雇用する際の業務内容や待遇、共に働く場合の配慮など企業の幅広い相談に応じている。例えば、パチンコ店などを営む川口市の総合アミューズメント企業「サンキョー」は、今まで障害者雇用に積極的ではなかった。だが、阿部恭久社長の「『障害者にはできない』という思いこみがあるが、お互いの理解と努力があれば働ける」という考えのもと、グループ10社を挙げて障害者が働きやすい環境整備に乗りだした。
 同社は当初、清掃員としての募集を考えていた。しかし、相談を受けた同センターが業務視察し、パチンコ台の解体やクリーニングなども適当と判断。9月中旬から精神障害のある男性(48)を、子会社の人材派遣会社「ヒューマン・アセッツ」でトライアル雇用している。
 同社の林善宏総務部長は「相手を傷つけないか、言葉や態度に気を使いすぎて雇用に二の足を踏んでいた。センターは面接にも同席して、聞いていいか迷うような障害の詳細な部分まで質問してくれて参考になった」と話す。仕事を得た男性は手始めに空調設備の洗浄作業などを担当。「おてんとうさまの下での仕事は気持ち良い。生活が規則正しくなり、引きこもらなくなった」と喜びを語った。トライアル雇用が終わる3カ月後に本格雇用される予定だ。
 同センターへの相談は零細企業から障害者雇用のための特例子会社を持つ大企業まで幅広く、内容もさまざま。障害者を雇ってみて「ここまでできるのか」と驚く企業がある一方、「誰も文句を言わない完ぺきな仕事を」と理不尽な要求をする企業もあるという。話し合いながら障害者に任せる業務内容を調整するのも同センターの重要な役割になっている。
 雇用支援の活動は軌道に乗ったばかり。小野所長は「障害者が自立して生活するには就労が重要。企業が雇用に関する悩みを出し合えるネットワークを強化し、就労の場を一層充実させたい」と力を込めた。

2007年10月10日

障害者と住民、交流の場に 町家を改装、下京にサロン

京都市下京区の障害者と市民が交流する場として、「下京ふれあいサロン『ふう』」が9日、同区仏光寺東町にオープンし、開所式が行われた。早速、地域の住民も訪れ、にぎわいをみせた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071009-00000029-kyt-l26

 築100年以上という町家の一部を改装。サロンスペース(約8畳)と、その奥に、退院間もない障害者の生活訓練に使うスペース(約9畳)を設けた。近くで小規模通所授産施設を運営する社会福祉法人「てりてりかんぱにぃ」が、京都市の委託を受け運営する。
 真新しいサロンスペースには二つのテーブルが置かれ、障害者と地域住民が歓談を楽しんだ。近くの恵美須之町会長の岩井義俊さん(73)は「最近は近所の顔も知らないことが多く、地域にとっても、こういう場が大切」と話していた。
 利用は無料。今月は火曜と金曜、11月からは第4土曜も開く。

2007年10月13日

リフォーム講習「三方よし」 湖南 中高年、再就職目指し実作業

再就職のための室内装飾・リフォーム講習を受けている中高年が、滋賀県湖南市西峰町の障害者授産・更生施設で壁紙の張り替えなどに取り組んでいる。受講者は、実際に使われている施設で作業体験ができ、施設はほぼ無料でリフォームできるメリットがある。講習を実施している県室内装飾事業協同組合(草津市)は講習修了者を採用することも可能で、関係者たちは「これぞ三方よし」と口をそろえている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000008-kyt-l25

 同組合と県シルバー人材センターが行う技能講習で、県内の55歳-65歳の14人が10日から「ワークセンター・デイセンターバンバン」で実習を始めた。昨年は、組合内で講習を実施したが、「より実戦的な環境」で講習できる施設を探していたところ、組合員を通じ施設内の壁紙が破れて困っていた同センターを知った。
 通常なら60万円程度かかる張り替え費用は、技能講習のため、シルバー人材センターから出る。また組合員が指導するため、出来上がりも上々とあって、福山良則施設長(46)は「予算不足で困っていたがありがたい」と喜んでいる。
 受講者も現場に即した技術が身に付くメリットがある。甲賀市から参加した今村輝男さん(63)は「実際に使っている施設なので作業はより真剣になる。思い出にも残る」と熱心に取り組んでいる。作業は19日まで行う。
 同組合の本郷傳理事長(56)は「受講者は前向きで、施設にも喜んでもらえる。この仕事を選ぶ若者が減っている中、人材確保にもつながる」と手応えを感じている。

2007年10月16日

NPOが障害者自立支援 シイタケや野菜栽培(和歌山)

障害者の自立を支援しようと、田辺市内の2つのNPO法人が、障害者とシイタケや野菜の栽培をしている。障害者の生きがいや就労訓練になっているといい、両NPOは「少しでも障害者の支援につながり、この活動が広がってくれれば」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000002-agara-l30

田辺市稲成町の「絆(きずな)」(倉谷修治理事長)は10月から、障害者の雇用機会を広げようと、同市中芳養の施設を借り、シイタケ栽培事業をしている。
 温室1棟(約330平方メートル)で、木くずを固めて中に菌を入れた長さ約20センチ、直径約10センチのほだ木、1万2000個を使って栽培を始めた。
 作業する障害者は、みなべ町芝の知的障害者小規模作業所「すまいる」の12人。12月まで1カ月に4人ずつが研修に訪れる。主に収穫とパック詰め作業をし、普段の温度管理などはNPOのスタッフがする。
 来年1月からは事業所としてスタートし、障害者を雇用する予定。ハウスも2棟に増やし、約2万4000個のほだ木で栽培する。
 ボイラーの燃料は、重油ではなく、NPOが使用済み食用油を回収し、精製しているバイオディーゼル燃料(BDF)を使う。環境に優しい「エコ紀伊茸(きいたけ)」として売り出したいという。将来的にはインターネットでの通信販売や収穫したシイタケの加工販売も検討している。
 絆はこれまでも、障害者と一緒に休耕田を利用してバイオ燃料の原料になるヒマワリやソバを栽培するなどしている。
 倉谷理事長は「障害者にはこの作業を通じ、仕事への自信につなげてほしい。また多くの給料を出せるようになり、障害者の賃金の底上げにつながれば」と話している。
 一方、同市下万呂の「歩(あゆみ)の会」(山中善晴理事長)は、昨年5月から、田辺市内や上富田町など7カ所、計約150アールで障害者とともに化学肥料や農薬を減らした野菜作りをしている。
 上富田町岩田の知的障害者更生施設「南紀あけぼの園」の10人が、会員の指導を受けながら、週に1回のペースで農作業に汗を流している。
 10月からは、10年間耕作放棄され、雑草が伸び放題になっていた同市秋津町の約20アールの畑で野菜作りを始めた。タマネギや白菜、ニンジン、ダイコン、水菜などの種をまいた。
 同会はいまは障害者に労働研修の一つとして来てもらっているが、早く軌道に乗せ、利益を会に寄付したり、賃金を払ったりしたいという。
 山中理事長は「障害者の負担が増えている。活動に賛同し、農業を教えてくれたり、農機具の寄付など多くの人に協力してほしい」と話している。


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