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リフォーム講習「三方よし」 湖南 中高年、再就職目指し実作業

再就職のための室内装飾・リフォーム講習を受けている中高年が、滋賀県湖南市西峰町の障害者授産・更生施設で壁紙の張り替えなどに取り組んでいる。受講者は、実際に使われている施設で作業体験ができ、施設はほぼ無料でリフォームできるメリットがある。講習を実施している県室内装飾事業協同組合(草津市)は講習修了者を採用することも可能で、関係者たちは「これぞ三方よし」と口をそろえている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000008-kyt-l25

 同組合と県シルバー人材センターが行う技能講習で、県内の55歳-65歳の14人が10日から「ワークセンター・デイセンターバンバン」で実習を始めた。昨年は、組合内で講習を実施したが、「より実戦的な環境」で講習できる施設を探していたところ、組合員を通じ施設内の壁紙が破れて困っていた同センターを知った。
 通常なら60万円程度かかる張り替え費用は、技能講習のため、シルバー人材センターから出る。また組合員が指導するため、出来上がりも上々とあって、福山良則施設長(46)は「予算不足で困っていたがありがたい」と喜んでいる。
 受講者も現場に即した技術が身に付くメリットがある。甲賀市から参加した今村輝男さん(63)は「実際に使っている施設なので作業はより真剣になる。思い出にも残る」と熱心に取り組んでいる。作業は19日まで行う。
 同組合の本郷傳理事長(56)は「受講者は前向きで、施設にも喜んでもらえる。この仕事を選ぶ若者が減っている中、人材確保にもつながる」と手応えを感じている。

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