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2007年09月03日

<うちの子・発達障害?>/上 早く気づいていれば

 ◇不登校、暴力に発展も--遅れる支援体制の整備

 ■診断まで5年
 「今思えば、疑わしいところがたくさんありました」。東京都内の母親(37)は発達障害の一種、アスペルガー症候群と注意欠陥多動性障害(ADHD)と診断された現在8歳の長女についてこう打ち明ける。
<うちの子・発達障害?>/上 早く気づいていれば-gooニュース

 1歳を過ぎたころから「育てづらい」と感じ始めた。高いテーブルによじ登り、「危ない」としかっても反応がない。指で物を示す「指さし」をしない。公園で目を離すと、あっという間にどこかに行ってしまう。ハンバーグにソースをかけると怒るなど、激しい「こだわり」も見せた。

 1歳半の時、発達の様子を見る自治体の親子教室に通ったが、臨床心理士は「あと15分、余計に遊んであげて」と指摘。民間の心理療育にも通ったが、医療機関で受診するようにアドバイスされず、保育園の保育士に相談しても「気にしすぎ」と言われた。「私がちゃんと育てていないからだ」。自分を責めた。

 小学校入学後、長女の不安定な行動はエスカレート。帰宅するたび「友達に怒られる」と泣き叫び、「死にたい」と家族の目前で自分の首を絞めた。大学病院の小児神経専門医の診察を受け、障害が判明。不安を感じてから5年の歳月がたっていた。「専門家にもっと早い段階で気づいてほしかった。かわいそうなことをした」と母親は悔やむ。

投稿者 kasai : 2007年09月03日 03:41

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