« 災害派遣の自衛隊、活動を終え撤収…刈羽村でお別れの式典 | メイン | 職業訓練で発達障害者を支援 »
2007年08月29日
サンライフプール 聴覚障害児の入場断る
≪鹿児島県≫
鹿児島市七ツ島1丁目のサンライフプールで21日、障害児学童保育クラブの子供8人と引率者3人が、介助者の数が足りないことを理由に入場を断られていたことが分かった。同プールは「障害者1人に1人の介助者」との基準を設けており、管理企業は「安全性を考えて判断した」としている。
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=6315
入場できなかったのは、NPO法人デフNet.かごしま(同市)が運営するクラブの小中学生で、引率の指導員3人も聴覚障害者。クラブによると21日午後プールを訪れたが、受付窓口で入場料の減免申請をした際、入場を断られた。
同プールは2005年に興南プロパティ(同市)が県と契約を結んで管理。運営は同社がセイカスポーツセンター(同市)に委託している。
興南プロパティによると、県営時代から幼児と障害者には保護者など介助者の同伴を求めていたが、昨年、運営基準で介助者の数を「1対1」と定めた。今回は指導員にも聴覚障害があり、「笛やアナウンスなどが行き届かず安全確保が難しい」と判断したという。
興南プロパティの内倉千秋社長は「せっかく来ていただいたのに、事故があったら取り返しがつかない。県などとも話し合い、障害者受け入れの方策を検討したい」としている。31日にあらためて、同クラブに保護者らの同伴を求めた上で無償招待するという。
デフNet.かごしまの澤田利江理事長は「手話や合図などで安全は確認できる。障害特性への理解を深めてほしい」と話している。
投稿者 kasai : 2007年08月29日 12:00
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://jmjp.jp/mt/mt-tb-janj.cgi/163