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2007年08月29日

災害派遣の自衛隊、活動を終え撤収…刈羽村でお別れの式典

 新潟県中越沖地震で、被災地に災害派遣されていた自衛隊員約50人が28日、最後まで支援活動を続けてきた刈羽村を撤収することになり、村役場前でお別れの式典が行われた。

 式典には、雨にもかかわらず約100人の村民が詰めかけ、品田宏夫村長が、「自衛隊の支援活動のありがたさは、村民の心に深く刻み込まれた。これで災害から立ち直ることができます」とあいさつ。村立刈羽小学校児童が花束を隊員に手渡し労をねぎらった。

 柏崎市からは27日に撤収しており、被災地での自衛隊の活動はすべて終了した。地震が発生した7月16日以来、被災地入りした陸・海・空の自衛隊員は延べ約9万2400人。被災者の救出や支援物資輸送にあたったほか、今月28日までに約3万400トンを給水、約87万食を提供し、延べ約16万1900人への入浴支援を避難所などで実施した。

投稿者 kasai : 2007年08月29日 00:39

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