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2007年08月17日

水難事故急増で注意呼び掛け

 8月に入り県内で水の事故による犠牲者が急増している。16日までに7人が死亡し、昨年8月1カ月間の死者数9人に迫る勢いだ。しばらく暑い日が続き、海や川、プールなどに出掛ける人が多くなると予想されるため、県警などは注意を呼び掛けている。

 県警によると、死亡した7人のうち、深みにはまっておぼれた人が最も多く3人。ボートからの転落が2人、シュノーケルを付けた潜水中の事故が1人、飲酒が原因だった人も1人いた。また、15歳以下の子どもの犠牲者は昨年8月はゼロだったが、今年は2人となっている。

 犠牲者が急増していることについて、県警は「今月は猛暑が続き、海や川などに出掛ける人が多くなったため」とみている。事故の防止に向け、県警や新潟海上保安部は船による海上のパトロールを増やすほか、ヘリコプターによる上空からの監視を強化する。

 県警地域課は「子どもは1人で遊ばせずに目を離さないよう注意してほしい」と話している。


(新潟日報2007年8月16日)

投稿者 tanaka : 2007年08月17日 02:18

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