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2007年07月15日
重機活用でボランティア講習
大規模災害に際して建設機械などを扱える災害ボランティアを育成しようと14日、長岡市山古志地域でボランティア団体のメンバーらを対象にした講習会が開かれた。県内外から25人が参加、チェーンソーなどを使って実際に中越地震で倒壊した建物の解体を体験した。
建設業などの専門知識を持ったメンバーがそろう小千谷市の「チーム絆風組」など県内外の災害ボランティア団体でつくる同講習会実行委員会が主催した。家屋の解体や人命救助に有効な建設機械の効率性、技術について知識を深めてもらう狙い。
講習会では、中越地震で倒壊したままの同地域梶金集落の車庫を利用し、倒壊家屋の中に人がいるという設定で人命救助と解体訓練に挑戦した。参加者は講師から「チェーンソーを使うときは周囲の人から離れて」などと指導を受けながら、ジャッキを使って建物を持ち上げたり、建物のはりを切断したりする作業を行った。
神奈川県から参加した渡辺善明さん(30)は「人の手でできないことも重機を使えば早くできる。ただ使い慣れている人がいないと効率的にはできないと実感した」と今後の活動の参考にしていた。
(新潟日報2007年7月14日)
投稿者 tanaka : 2007年07月15日 15:23
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