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2007年10月06日

チェーンメールについて感想

10月4日(木)当情報共有網の登録者数名の方から、メールや掲示板に「この情報は本当か?」と、チェーンメールの件で問い合わせがありました。

実は、登録者から問い合わせが入る前に、私にもそのメールが届いていました。
内容を見ればとてもショッキングな内容で、女の子は子宮を全摘出しなければならないほどいたずらされたようなことが書いてあった。「これがホントのことだったら大変だぞ」と思わされながら読み進めると、最後に「この情報を転送して皆で子どもを守ろう」とあった。

なんかちょっと変?
これはおかしいぞ。チェーンメールじゃないのか?!

ネットで調べてみようと思ったが、あいにく出先だったので、警察署に電話して聞いてみた。
警察からは「そんなことがホントに起こっていたら、今頃大騒ぎしてますよ」との回答。
確かにこれほど重大な事件ならば、いくら地方での出来事でも、テレビニュースなどでバンバン放送されているはずだ。
やはりメールは偽物、チェーンメールだった。

家に戻って、すぐにネットにアクセスして調べてみると、出てくるわ、出てくるわ。
私の携帯に届いたまさにその文面が「悪質なチェーンメール」として紹介されていた。
どうやら全国的に広まっているようだ。

チェーンメールって、なぜ、こうも簡単に広まってしまうの?
事実、10月4日一日だけで、多くの方から問い合わせがあったということは、一日で、転送から転送、次から次へとメールが送られて、あっという間に沢山の人達に伝わったということだ。

あー、人はなぜ、こうも簡単に、こんなうさんくさい情報を信じてしまうのだろうか?
「転送して」と言われれば転送する、そんな素直な人たちの何と多いことか?
なぜ、転送する前に、もう少し考えないのか?
なぜ、鵜呑みにしてしまうのか?

今回のチェーンメール事件。確かに腹が立ちました。
こんなタチの悪いイタズラを仕掛けた奴はろくでもない奴だ。
子を思う親の気持ちを弄ぶとは許せない所業だ。
でも、あっさり信じてしまうほうも信じるほうだ。
一片の疑いもなく、丸ごと信じてしまい、言われるがままに転送してしまった人は、率直に言って申し訳ないが、今後の情報化社会では生きて行くのが厳しいでしょうから、メール等インターネットの活用は控え、アナログを極める方向に進まれるのが宜しいでしょう。

そして、多少なりとも疑いを持ちながら、それでも転送してしまったという方は、
今後の情報化社会において、悪意はないにしろ重大な過失を犯してしまう可能性のある要注意人物であるから、このような方も、また、情報化社会には向きません。
インターネットの活用は控えたほうが良いでしょう。
まー、大多数の人がこういう方たちかもしれませんが…。

いずれにしても、どちらの方も少し反省してもらわねばなりません。

情報を受信したら、まず考える。
そして、必要ならば、情報の真偽を確かめる努力をする。
・情報は鵜呑みにしない。
・まず考えてから的確に行動する。
そういった癖をつけるようにしましょう。

投稿者 kasai : 2007年10月06日 07:45

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