すずかけの里:大崎・障害者自立支援施設、手作りコロッケ販売へ /宮城
◇来月から学校給食にも提供
障害者の自立を支援する大崎市田尻の通所授産施設「すずかけの里」はギョーザ、シューマイに次ぐ第3のそうざい商品として「すずかけコロッケ」を作った。ころもがサックリし、牛豚の合びき肉を使ったジャガイモの風味豊かな手作りコロッケで、11月1日に販売開始。学校給食にも取り入れられる。
コロッケ製造は、利用者34人の工賃を07年度を基準として11年度末までに倍増させるための商品多角化の一環。美里町南郷の取引先の農家から今夏、大手食品会社とポテトチップス用に契約栽培するジャガイモの一部を無償で提供してもらい、コロッケ試作に取り組んだ。知人の元そうざい店経営者の指導で味、食感を調整した。
食材の混ぜ合わせから揚げるまで手作り。素材はすべて地場産だ。保温品、冷凍品とも1個60円。すずかけの里などで販売し、当面1日200~300個の売り上げを目指す。
同市立古川北中では味、風味とも「合格点」と、11月4日の「地産地消給食の日」にすずかけコロッケを出す。美里町の農家は今後もジャガイモを無償提供するという。
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