障害者が講師役に、パン作りで交流深め/横浜
障害者と地元の児童やその保護者が、パン作りで交流を深める「親子ふれあいパン教室」が20日、横浜市栄区中野町の知的障害者通所授産施設「SELP・杜」で開かれた。普段施設内でパンを製造・販売している障害者らが講師となり、児童ら約70人に腕前を披露した。
近隣に住む保護者らでつくる地域活動グループ「横浜市立桜井小学校おやじの会」が、児童や保護者に障害への理解を深めてもらう狙いで昨年初めて開催し、2回目。障害者が施設で作るパンは同小の給食などにも提供されている。
児童らは手順を教わって生地を伸ばし、チョコなどの具材を混ぜて3種類のパンを焼いた。完成するとすぐにほお張り、自宅にも持ち帰った。
母親と参加した柿崎智紀君(5)は「一緒に作って楽しかった。家でも作ってみたい」と話していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090620-00000014-kana-l14