ふれあい食堂:障害者自身が自主運営 味、接客態度申し分なく--横手 /秋田
◇「ふれあい食堂」オープン
横手市大森地域局の庁舎1階に17日、精神障害者らによる「ふれあい食堂」がオープンした。障害者自身が食材を仕入れ、調理、配膳(はいぜん)し、経理面を含め自主運営する試みで、就労訓練の場ともなる。味、接客マナーとも申し分なく、テープカットの後、試食した五十嵐忠悦市長は「大繁盛、間違いなし」と太鼓判を押した。
ふれあい食堂は、市町村合併によって廃止された旧町職員食堂を、医療法人興生会(横手市)の協力で復活。月~金曜の昼食時間帯、そば、うどん、焼きそば、牛丼、カレーライス、おにぎりなどを割安で提供する。
当面のスタッフは、興生会傘下の就労支援センター「グリーン」に通所する障害者4人と、同施設職員2人の計6人。グリーン管理者で、食堂を統括する佐藤省子さん(50)は「一同頑張って、市民、障害者の交流の場にしたい」と話した。
横手市は「障害者就労支援ステップアップ事業」として、ふれあい食堂を開設した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080318-00000001-mailo-l05