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<ダウン症のリコーダー奏者>障害克服、純粋な音色 一家4人で初のCD /宮城

 ダウン症のリコーダー奏者、荒川知子さん(24)=仙台市泉区=一家4人が、ファミリーアンサンブルの初CD「みんなしあわせ」を発表する。知子さんが知的障害や四肢が短いハンディキャップを乗り越えて奏でる音色に「真っすぐで純粋で、天から降ってくるよう」とファンも多い。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20080319ddlk04040166000c.html -gooニュース

 音楽一家に育った。父健秀(たけひで)さんはフルートや作編曲の音楽講師、母幸子さんはピアノ教室主宰、兄洋さんは新日本フィルハーモニー交響楽団のフルート奏者。

 リコーダーが知子さんの宝物になったのは小3の時。養護学級の交流授業で、普通学級の児童に交じり縦笛を演奏した。演奏に雑談がやみ、終わった瞬間、拍手が起こった。担任教諭から「涙が出ました。すごい拍手で知子ちゃんも泣いていました」と電話があった。以来、リコーダーを手放さなくなった。

 演奏が注目されたのは、仙台で01年に開かれた「とっておきの音楽祭」。障害の有無を超えて心のバリアフリーを目指す趣旨に賛同し、家族で出演した。知子さんの演奏に足を止める客で会場周辺の通路がふさがるほどの大盛況だった。

 CDは、洋さんの作品など10曲を収録。プロデュースしたシンガー・ソングライターのあんべ光俊さんは「技巧に走らない純粋な音色」と絶賛する。知子さんは「空に向かって広がるような、いい演奏をしたい」と夢を語る。

 CDは2500円。全国発売される29日の午後1時と3時には、「ファッションドーム141」(仙台市青葉区)で午後1、3時に記念ライブが開かれる。入場無料。CDの問い合わせは発売元のイーハトーブ・ウィンズ(電話022・265・7004)。

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コメント (1)

谷川 浩子:

次のCDが出るのを心待ちにしています。
荒川知子さんの歌も入ったのをお願い致します。
毎晩、聞きながら寝ている夫がいます。

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