新潟市で障がい者就職促進会
県内の求職中の障害者と企業を引き合わせる「障がい者就職促進会」(ハローワーク新潟など主催)が23日、新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれた。体の不自由な人や知的障害のある人など130人が訪れ、企業の採用担当者に熱心に自己PRをした。
促進会は本年度3回目で、同市を中心に卸・小売業、サービス業者など33社が参加した。
会場では、参加者に個別に人事担当者が勤務条件を説明。求職者は履歴書を手渡し、「パソコン実習を受けている」などと技能をアピールした。
新潟市東区から訪れた知的障害の女性(21)は「洗濯が好きなのでクリーニングの仕事をしたい。就職したら、毎日笑顔で頑張ります」と話した。
同ハローワークによると、管内の障害者雇用率は1・43%で、法定雇用率の1・8%、県平均の1・53%をそれぞれ下回る。2006年度は促進会を通して59人の採用が内定した。
同ハローワークの成田史男所長は「職場で特性を発揮して活躍している障害者はたくさんいるので、企業は門戸を広げてほしい」と呼び掛けている。
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=107713 -新潟日報