知的障害者運営、喫茶「ビーンズ」開店 /岩手
知的障害者が運営する喫茶コーナー「ビーンズ」が1日、奥州市役所本庁舎1階ロビー正面玄関横に開店した。同市水沢区の知的障害者授産施設「ひまわり園」の通所者がたてたコーヒーが味わえる。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20071103ddlk03100102000c.html
住民の目に留まる場所で障害者が働くことで、障害者への住民の理解が深まるとともに、障害者の自立促進の道を開くため設けた。給排水管工事は、ひまわり園近くの細川水道(細川勝男社長)が無償で行った。奥州市では江刺庁舎で江刺市役所時代の03年から同様の喫茶コーナーがある。
メニューはコーヒーとアイスコーヒーの2品で1杯200円。ひまわり園を運営するひまわり会の後藤文子理事長は「園生、職員、保護者にとり多くの喜び。おいしいコーヒーでおもてなしをしたい。将来は子供のためにジュースを、お年寄りのためにこぶ茶やしいたけ茶も出したい」と話した。ビーンズで働く石川浩美さん(38)と千葉仁美さん(18)は「お客さんがいっぱい来てほしい。笑顔を出して働きたい」と話した。