リサイクル会社が養護学生採用へ
黒石市で遊技機などのリサイクルを行う株式会社オーシャン・ビュー(五十嵐衛社長)は、黒石養護学校からの就業体験受け入れを契機に、知的障害がある生徒の正規雇用を決め、障害者の雇用拡大を検討し始めた。手作業による解体という事業形態を、障害者雇用のモデルケースにできるのではないかと期待している。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071104103735.asp
同社は三年前、廃棄処分されていたパチンコ遊技機に注目しリサイクル事業に着手。東北地域から集めた遊技機を黒石市の工場で解体し貴金属や廃プラスチック、液晶部品などを回収している。
既に解体工場の従業員七人の中には体の不自由な人もおり、「健常者でも就職が大変な時代であればこそ、障害者の雇用を平等にしたい」と同社長。原油高に伴う廃プラスチックの値上がりを追い風に、裁断機導入で処理量のアップを図り、雇用も増やしたい考えだ。