2007年06月29日

29日は県内に激しい雨、注意

 県内は29日、梅雨前線の影響で各地で雷を伴った激しい雨が降る見込み。新潟地方気象台は土砂災害や浸水、河川の増水への注意を呼び掛けている。同気象台によると、28日に山陰地方に停滞していた前線が、29日にかけて本県上空に進んでくる。このため佐渡、下越地域では同日昼前から昼すぎにかけ、1時間に50ミリの非常に激しい雨が雷を伴って降ると予想される。

 同日午後も温かく湿った空気が入り込むため、1時間に30ミリの強い雨が県内各地で降るとみられる。


投稿者 tanaka : 02:20 | コメント (0) | トラックバック

2007年06月12日

梅雨短く、夏は猛暑・渇水

気象庁は11日、ペルー沖の太平洋でラニーニャ現象が発生しているとみられる、と発表した。

 海面水温の低下が続く現象で、これが起きた年の日本は、梅雨明けが早くなるうえ、夏場には気温が高めで少雨となる傾向がある。

 このため同庁は、この夏の猛暑と渇水への注意を呼びかけている。

ラニーニャ現象は、太平洋の中央部より東側の赤道付近で、海面水温が平年より0・5度以上低くなる現象。同じ海域の海面水温が上がるエルニーニョ現象と同様、世界規模で異常気象の原因となることで知られ、1949年以降では今回で13回目の観測となる。

 ラニーニャ現象が発生すると、太平洋の西側では逆に水温が高くなって水蒸気の発生が活発になるため、日本付近では夏場に太平洋高気圧の勢力が一層強まる。それに伴い、晴天が続いて雨が少なく、猛暑になることが多い。特に今年は3~5月の降水量が少なかったため、夏場は渇水の恐れがあるという。

投稿者 kasai : 22:18 | コメント (0) | トラックバック

2007年05月29日

スモッグ警報など全県対象に

 県は28日、光化学スモッグが発生した場合の注意報、警報の発令対象地域を全県に拡大した。これまで発令を想定していなかった魚沼、東蒲、佐渡、岩船の各地域は含まれていなかったが、新たにを対象地域に加えた。

 県内では今月9日、長岡、上越など五地域で光化学スモッグ注意報が発令された。中国の経済発展などで今後も発生する恐れがあり、対象地域を見直した。

 光化学スモッグは工場集積地域で発生するとみられていたため、魚沼などは発令対象に入れていなかった。しかし、9日には南魚沼市の測定局でもオキシダント濃度が基準値に迫り、想定外だった地域でも警戒が必要と判断した。

投稿者 tanaka : 12:00 | コメント (0)

2007年05月27日

光化学スモッグ&黄砂のダブルパンチ

【大気汚染生活に“影” 光化学スモッグ+黄砂 鼻炎、のど炎症患者急増】
 中国大陸から飛来する汚染物質との関連が指摘されている光化学スモッグの発生と、同じく偏西風に乗って西日本一帯に降り注ぐ黄砂。この大気汚染のダブルパンチが市民生活に大きな影響を及ぼしている。のどの痛みやせき、鼻水など花粉症に似た症状を訴える患者が急増している。

【大気汚染生活に“影” 光化学スモッグ+黄砂 鼻炎、のど炎症患者急増】
 北九州市は5月27日午前8時45分、市内全域に光化学スモッグ注意報を発令した。
 市立の全132小学校のうち85校で運動会が予定されていたが、同市の指示によりすべて中止となった。
 市環境保全課によると、27日午前9時現在で、市内14観測局のうち、大気中の有害物質「光化学オキシダント」が大気汚染防止法の基準濃度(0・12ppm)を上回る地点が7局あった。

投稿者 kasai : 17:22 | コメント (0)

2007年05月24日

はしか大流行

関東地方を中心に猛威を振るうはしかの感染者数が、大流行した2001年のピーク時に迫る勢いとなっていることが、国立感染症研究所の調査でわかった。

感染者は、ゴールデンウィーク明けから、宮城県や島根県、九州などで確認されており、関東から全国へと流行する恐れも出てきた。
この規模ではしかの感染者が出るのは、大流行した2001年以来、6年ぶりのことで、累積数でこそ及んでいないものの、一週間の感染数だけ見ればほぼ横並びの状況で、一層の注意が求められる。

投稿者 kasai : 18:28 | コメント (0)

2007年05月09日

光化学スモッグ注意報

[2007/5/9]
長岡市で9日に光化学スモッグ注意報が発令された。
これは、1972年の観測開始以来初めてのこと。
9市の住民が目やのどの痛みを訴えた。
光化学スモッグは日射量が増え、気温が上がり、風の弱い時期に発生しやすく、夏に向うこれからの季節は要注意だ。

光化学スモッグは、自動車や工場から排出される窒素酸化物などが太陽の紫外線を受けて化学反応し、人体に有害な光化学オキシダントを生成することで発生する。

大気中の光化学オキシダント濃度(1時間値)が0.12ppmを超えると注意報、0.24ppm以上になると警報が発令される。

具体的な症状は、屋外にいると
1.目がチカチカする
2.涙が出る
3.のどが痛い
4.せきが出る
5.手足がしびれる…など。

注意報発令の際の対処法は、「屋外に出ないようにすること。
特に屋外で激しい運動をしている人は呼吸量が多いので、速やかに運動を中止して屋内へ入ること。
喘息の既往症のある人は、影響を受けやすいので注意が必要。
マスクをして外出しても、花粉症とは違って(原因物質が)ガス状なので、遮る機能は期待できない。

投稿者 jmjp : 17:14 | コメント (0)