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2007年09月18日

バリアフリー地図:「自由にまちを歩きたい」 車椅子の障害者ら作る--宝塚 /兵庫

≪兵庫県≫
 宝塚市で、障害者自身が駅や商店街、観光地などの車椅子用トイレやスロープの有無などを記したバリアフリーマップづくりに取り組んでいる。活動しているのは、車椅子の障害者7人でつくる自助グループ「チャットスポット」。メンバーらは「自分たちのまちを自由に歩きたい」と作成を始め、駅などを中心に市街地の調査を続けている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070918-00000145-mailo-l28

 同グループは脳性小児まひなどで車椅子生活の人らが参加している。自立生活の第一歩として、電車の乗り方、買い物や料理の方法などを学んでいる。市障害者自立生活支援センターの相談支援専門員で、同グループのアドバイザーでもある中山猛さん(46)は「自分の切符を自分で持ったこともない人もいた」と話す。「障害があるからといって『誰かがやってくれる』と思っていてはいけない。自分たちの力で切り開いていくことが重要」と説く。
 活動の一環として、さまざまな場所に出かけるうち、メンバーから「バリアフリーマップを作ろう」という声が上がった。7月に阪急売布神社駅周辺、8月には同宝塚駅周辺を調査。その結果、大型の車椅子では個室内で回転できない車椅子用トイレがあったり、点字の地図があっても、その場所まで誘導する点字ブロックがない場所があることなども分かった。
 また、電動車椅子だと楽に上れても、手動ではきついスロープもあった。中山さんは「調査するたびに新しい視点を発見する。障害者だけではなく、ベビーカーを使う人など、すべての人が宝塚を安心して楽しめる地図が完成するはず」と話している。

投稿者 kasai : 2007年09月18日 13:20

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