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2007年09月01日

柏崎の海水浴場で浜茶屋撤収

 書き入れ時に中越沖地震に直撃された柏崎市の海水浴場では31日までに、ほとんどの浜茶屋が店じまいし、解体・撤去作業を行った。余震への不安に加え、東京電力柏崎刈羽原発から微量ながらも放射性物質が漏れたことによる風評被害で、例年100万人に上る海水浴客は同市の概算値で16万人に激減。観光関係者は「にぎわいを取り戻すため、今から柏崎の魅力を伝えたい」と気持ちを奮い立たせた。

柏崎の海水浴場で浜茶屋撤収-新潟日報

 地震は海水浴シーズンが始まったばかりの7月16日に発生。直後から宿泊キャンセルが続出し、お盆前後に客足が戻り始めたものの、焼け石に水だった。鯨波海水浴場近くで民宿を営む女性は「都市ガスや水道の復旧も遅れ、営業はまったく駄目だった」とため息。石地海水浴場の浜茶屋で働く女性は「来年はいつもの夏に」と祈るように語った。

 「海の柏崎」にとって初めての寂しい夏。しかし、被災地の観光関係者が連携して復興に取り組む協議会も既に始動した。同市観光交流課の春日俊雄課長は「この秋からも観光で楽しんでもらえることを発信し、(震災の)空気を変えていきたい」と話していた。

投稿者 kasai : 2007年09月01日 11:07

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