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2007年08月19日

自殺予防を考えるシンポ開催

 県精神保健福祉センターが19日に新潟市で開催する自殺対策シンポジウムの参加申し込みが伸び悩み、目標の6割にとどまっている。本県は人口10万人当たりの自殺率が昨年、全国ワースト7位で、対策には県民の関心を高めることが必須。悲劇をなくすため、家族を自殺で失った「自死遺族」の声を聞いてほしいと初めて一般向けに企画しただけに、県は当日参加も可能とし、参加を呼び掛けている。

 シンポでは自死遺族の訴えをまとめたDVD上映のほか、遺族団体、支援団体の代表や行政関係者らが自殺予防、遺族支援策を話し合う。定員180人に対し、申し込みは約110人(17日現在)で、支援団体関係者らもともと関心の高い人が多いという。

 県はこれまで医療関係者や市町村職員を対象に研修を行っているが、「遺族の悲嘆に耳を傾け、孤立を防ぐとともに、身近な問題として理解を深めてほしい」(障害福祉課)と、今回のシンポを企画した。

 入場無料。午後1時から同4時半まで、新潟市中央区女池南3の県生涯学習推進センターで。開催会場の連絡先は、025(284)6110。


(新潟日報2007年8月17日)

投稿者 tanaka : 2007年08月19日 01:38

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