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2007年07月19日

柏崎市の要援護者リスト、地震発生時ほとんど機能せず

新潟県中越沖地震で大きな被害の出た同県柏崎市は、一人暮らしの高齢者をリストアップした災害時要援護者名簿を今年3月に作成したのに、安否確認や避難支援の仕方を決めていなかったために地震発生時にほとんど機能していなかったことがわかった。

 市職員が電話で安否を確認しているが、多くの高齢者がすでに避難所に移るなどして、台帳に登録された2687人のうち、18日までに連絡がついたのは2割強の629人にとどまる。

 要援護者名簿は、同市介護高齢課が、住民基本台帳から、65歳以上の一人暮らしの高齢者をリストアップした。住所、年齢、電話番号、要介護認定の状況などが書かれており、市内の死者9人のうち4人も掲載されていた。市は、作成した名簿を全12地区計209人の民生委員に配布しただけで、災害発生時にどんな方法で安否を確認し、避難所に誘導するかなどを決めていなかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070719-00000003-yom-soci

投稿者 katayama : 2007年07月19日 18:13

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