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2007年10月16日
障がい者作業工賃倍増計画
新潟市で開催された表題の講演を聴きに行ってきました。
講師は、㈱福祉ベンチャーパートナーズの大塚由紀子さん。
福祉業界のコンサルタント。非常に珍しい存在です。
「もっとお給料が欲しい。」「仕事頑張って、お金を稼いで一人暮らしがしたい。」授産施設や作業所を利用される障がいのある方の発言です。
自立支援法の成立以来、障がい福祉の世界は大きな転換点に来ています。
障害のある方の自立生活に向けては、利用者賃金の問題は避けては通れないテーマです。
現状では、7割以上の利用者が月1万円以下の賃金。多くの施設が「もっと高い賃金を払いたい」と思っています。
「今のやり方では限界がある」
「どこから変えていけば良いのだろう」
「どうやったら職員のベクトルが合うのでしょう」
大塚さんからのこれらの問い掛けに会場は静まり返る。
なぜ、もっと熱く応えないのだろうか?
福祉の世界の人たちの温度、姿勢、考え方、、、これらが、まだ私には理解できていない。
投稿者 kasai : 2007年10月16日 08:44