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障害者支援施設の利用者が作る腐葉土が人気/川崎

 川崎市麻生区細山の障害者支援施設「川崎授産学園」が、施設利用者が作る腐葉土を販売し、近隣住民らの好評を得ている。園内の落ち葉などを活用し、化学薬品を用いずに約1年半かけて手作りした腐葉土は、「土が軟らかい」などと人気を集めている。

 同学園では、施設利用者らが20年ほど前から腐葉土作りに取り組んでいる。園内などにある桜などの落ち葉に鶏ふんを混ぜ、発酵の度合いを調節する「天地返し」などを行いながら約1年半かけて熟成させる。熟成し一度乾燥させた腐葉土は、袋詰めの前にふるいにかけるため、ホームセンターなどで販売されているものと比べてもきめ細かいのが特徴だ。

 同学園では毎年約1500袋を販売しているが、ガーデニングなどを楽しむ近隣住民らから好評で、「(市販のものと比べ)土が軟らかい」「使うと花が元気になる」とリピーターも多い。原料となる落ち葉も、桜の名所としても有名な同市高津区の緑ケ丘霊園に加え、腐葉土を利用する近隣住民らから回収するようになった。同学園職員(34)は「今年の腐葉土は発酵が進んでいて、軟らかくて良質です」と太鼓判を押す。

 1袋(約13リットル)300円。問い合わせは同学園電話044(954)5011(平日の午前10時~午後5時)。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090624-00000021-kana-l14

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