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キクラゲ収穫祭:障害者授産施設で--人吉市 /熊本

今年2月、施設内でキクラゲの栽培を始めた人吉市社会福祉事業団(西岡公生理事長)の障害者授産施設「うぐいす荘」と「希望ケ丘学園」で13日、初の収穫祭があった。栽培は同市大畑町のキクラゲ生産者、渡辺国彦さん(57)らのアイデア。10月までに3トンの生キクラゲを生産し、約300万円の売り上げを目指している。
 生キクラゲは渡辺さんが1キロ900円で買い取り、市の給食センターや首都圏の百貨店などに販売する。
 うぐいす荘は入所、希望ケ丘は通所の施設で、同一敷地内で運営している。キクラゲ栽培で、施設利用者の工賃は月1000~2000円上がる見込み。西岡理事長は「現在の利用者の手取り工賃は月7000~8000円。キクラゲ生産が安定した収入源になれば」と話す。
  ◇  ◇
 人吉市内では今、キクラゲ増産の機運が高まっている。渡辺さんら5人の生産者が今年度、約30トンの生キクラゲ(乾燥ベースで約3トン)の生産を見込んでいる。市などによると、国内のキクラゲ需要は乾燥ベースで年間約3000トンだが、ほとんどが中国産で、国産は65トンしかない。最近は、中国産の検疫強化などで国産需要が増えており、全国的に供給不足気味という。
 渡辺さんは「作りすぎて値崩れを起こす状況ではない。新たに生産を検討している農家もおり、増産傾向はしばらく続く」と話す。
 市は、施設や生産者への補助はしていないが、田中信孝市長は「キクラゲ生産をサポートする企業の誘致話を進めている。数年後にはキクラゲ生産日本一を目指す」と意気込んでいる。【高橋克哉】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080614-00000257-mailo-l43

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2008年06月18日 15:48に投稿されたエントリーのページです。

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