てづくりパン屋たんぽぽ:知的障害者が切り盛り 下関にオープン /山口
◇「おいしさ、安心で地域に貢献」
知的障害者たちが中心になって切り盛りする「てづくりパン屋さん たんぽぽ」が29日、下関市後田町にオープンし、大勢の客でにぎわった。添加物を使わない安全安心のパンが1個120円。「おいしいパンを作って地域社会の役に立ちたい」と意気込んでいる。
94年から市内で営業していたが昨年10月、障害者就労支援施設「うしろだ工房」と合併。県の障害者自立支援のための補助も受け、同工房施設内に新しい店舗を建てた。当面は障害者5人を中心に1日100個作り、ゆくゆくは店頭販売のほかに配達もして同200個の販売を目指す。
カレーパンやあんパン、チョコパンなど菓子・総菜パン16種類のほか、食パン、クッキーなど。収益はすべて障害者の工賃にあてる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080330-00000263-mailo-l35