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障害者、喫茶レストランで奮闘 “自立の味”好評 仙台

 仙台市若林障害者福祉センター(若林区遠見塚東)の一角に、障害者が働く喫茶レストラン「ぽぽらぁの」が開店して3カ月がすぎた。社会参加を目指して調理や接客を担当し、試行錯誤を重ねてたどり着いたメニューはどれも自信の味。なじみ客も増えつつあり、スタッフのやりがいにつながっている。3月にはメニューを増やしてグランドオープンさせる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080213-00000020-khk-l04

 「ぽぽらぁの」は、社会福祉法人「みんなの輪」(宮城野区)が運営する。仙台市と国の補助を受け、昨年10月末にオープンした。
 現在、働いているのは精神障害がある20―50代の10人で、法人職員2人が支援する。

 人気メニューの一つ、カレーはタマネギをあめ色になるまでじっくりいため、ユキナやカボチャなど季節の地場野菜をトッピングする。
 コーヒーは注文を受けてからひくこだわりよう。フードコーディネーターの助言を受け、腕を磨いた。

 スタッフの一人、佐川美紀さん(50)は「まだ緊張するが、接客や料理はとても勉強になる。若いスタッフが多いのでここで働くのは楽しい」と笑顔で話す。

 まだ、思うような収益が得られず、歩みだしたばかりだが、法人は近年中に障害者自立支援法に基づき、正式な雇用契約を結んで就労の機会を提供する「就労継続支援A型」への移行を目指す。

 今年になって、センター利用者や地域の人々の中に常連客が増えてきた。店長の相沢正人さん(27)は「みんなが働く姿を見に来て、障害者への理解を深めてほしい」と説明。近隣の小学校などにも呼び掛けて交流を図ることにしている。

 市障害企画課によると、障害者が働く喫茶店やレストランは市内に約20カ所ある。客とじかに触れ合う飲食店は、社会参加や訓練に役立ち、障害者への理解につながることなどから、ここ数年増えている。

 店は日、月曜定休で、営業時間は午前11時―午後4時。カレーとパスタが600円、ドリンク250円。3月15日からメニューにケーキが加わる。食器持参の人は50円引き。
 連絡先は若林障害者福祉センター022(294)0450。

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2008年02月14日 01:33に投稿されたエントリーのページです。

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