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2007年08月25日

被災者狙う悪質業者に注意を

 県消費生活センター(新潟市中央区)は24日までに、中越沖地震関連で寄せられた相談の受付状況をまとめた。21日現在で23件あり、住宅・家具に関する相談が11件を占めた。悪質商法に関する相談はないが、同センターは中越地震の経験から今後、住宅補修などに便乗した悪質業者による被害が出るおそれがあるとして、被災者に注意を促している。

 住宅・家具関連では、損傷したアパートから退去する際の敷金の取り扱いに関する相談や、家具の中で唯一倒れた棚が設計ミスだと指摘するものなどがあった。

 このほかは、「墓地の灯籠(とうろう)が倒れ、隣の墓を傷つけてしまった」など損害賠償に関する質問や、「中元で寺泊の魚をもらったが、食べても大丈夫か」といった風評に基づく相談もあった。

 同センターは中越地震で実際にあった、被災家屋の補強資材売買をめぐる悪質業者とのトラブルなどを警戒。「すぐ契約せず、慎重に検討する」「『今日契約すれば半額にする』など契約を急がせる業者は要注意」などと呼び掛けている。

 同センター相談窓口は、025(285)4196。


新潟日報2007年8月25日

投稿者 tanaka : 2007年08月25日 14:36

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