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2007年08月03日

外国人支援のネット構築へ 国際化連絡協、協定書案を提示

大規模災害で被災した際に外国人を支援するため、近畿2府4県の国際化協会でつくる「近畿地域国際化協会連絡協議会」が2日、京都市左京区の市国際交流会館でネットワークづくりに向けて協議をした。被災地に通訳者を派遣する災害応急対策と普段からボランティア情報の共有を図る災害予防対策を柱とした協定書案が提示された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000012-kyt-l26

 災害時に広域ネットワークとして何ができるかを探ろうと、近畿地方の9つの財団法人でつくる協議会が、6回の研究会を開いてネットワークの在り方を検討してきた。
 会合では、研究会の期間中に発生した新潟県中越沖地震を踏まえ、できるだけ早期のネットワーク構築を確認した。今年度の会長の京都市国際交流協会が、協定書案のほか、通訳・翻訳ボランティアの情報共有や派遣のルールを記した要綱案を示した。
 「県レベルでボランティア派遣などの準備ができていない」(兵庫県国際交流協会)、「協定書に基づく詳細なマニュアルがほしい」(京都府国際センター)といった意見が出たが、協定書は今年中の締結を目指すことで合意した。オブザーバーとして参加した自治体国際化協会(東京都)の柴崎裕明地域支援課長は「中越沖地震で、柏崎市の国際交流協会は事務局長が被災して機能できなかった。支援物資やボランティアの集約、情報の1元化は被災地外の協会で行うべき」と話した。

投稿者 kasai : 2007年08月03日 10:56

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