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2007年07月22日

すすけた変圧器、段差あちこち=柏崎刈羽原発を公開-地震後初・東京電力

東京電力は21日午後、新潟県中越沖地震で変圧器火災や放射能漏れなど多くのトラブルが起きた柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)の内部を報道陣に公開した。同原発敷地内の公開は地震後初めて。
 地震直後に変圧器火災が起きた3号機。変圧器は高さ約6.7メートルのパイプ形状で、建物の外壁に4基取り付けられ、うち1基が燃えた。変圧器の3号機建物側の部分と建物の一部が真っ黒にすすけており、変圧器から漏れ出た絶縁油のガソリンに似たにおいが鼻を突く。地面が約40センチ陥没したため、変圧器と建物内のタービンをつなぐパイプがぐにゃりと折れ曲がっている。
 放射能を含む水が海に流れ出た6号機の中3階と3階では、水が上階から伝わり落ちた廊下の床に、約2メートル四方のピンク色のビニールシートが敷かれていた。下の階に漏れないようにするためといい、周囲には鉄柵が置かれ、人が近づかないようにされていた。同原発の男性職員は「現在は流れ出た水は海には放出されず、地下のビニールプールにためられており安全です」と強調した。
 敷地内のアスファルト道路には、地割れによる10センチほどの段差があちこちに見られ、芝生がめくれ上がった部分もあった。1号機軽油タンク付近の駐車場入り口では、最大約1メートル60センチも陥没。アスファルト下の砂地部分があらわになり、駐車したトラックが動かせない状態になっていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070721-00000089-jij-soci

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投稿者 katayama : 2007年07月22日 07:40

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